ゲームとか、アニメとか、本とかの感想を書いちゃってます。びっくりです。
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美魚ルート終了しました。
時間が無かったので2日もかかりましたが、それでも他のゲームに比べたら長い。
しかも、長いのが共通ルートで、個別ルートは短めだった。
以下ネタバレ全開なので炙り出し。もしやってないのに観ちゃってもお嫁にもらったりなんてしてあげません。
まず、美魚ルートのテーマは本編中で理樹が真人や美魚に尋ねた
『現実』と『虚構』、そして人の『記憶』と言う点だと思います。
個別ルートに入ったあたりから、美魚は消えるのではないか?と展開の予想が付いてしまいました。
美魚はあきらかに、周りからの印象が薄くなってきているし、
理樹が『今度、その本をかしてよ』
と言ったら、理樹が荷物になるから・・・と言っても無理やり
『今貸してあげますよ』
とか、あきらかに、自分が消えてしまうことを示唆しているようでした。
物語を楽しむためにプレイしている私たちにココまで読めてしまう展開で良いのだろうか?
そう思いながら進めていきました。
進めていくうちに徐々に予想でしかなかった「西園美魚」の消失が、
確証に近づいていき、本当に消えちゃうの?嘘、やっぱり?いやだぁー。
っと、自分の中で固まっていく結果を否定したくなってきます。
こかからは、本編を要約したいと思います。
2人で海に行ったときに現れた、美魚と同じ姿をした少女「美鳥」
彼女の登場で物語りは大きく動きました。
海辺で、美魚と美鳥の会話を聞いていると理樹は持病で倒れて意識を失ってしまう。
目覚めたら寮の自分の部屋で横になっていて、真人曰く「西園が運んできてくれた」らしい。
しかし、どうしても海辺でなにが起きたのかを思い出せない。
次の日、目覚めると理樹の意識の中から「西園美魚」の存在が消えていた。
日常の中感じる物足りなさ、違和感、喪失感。
ある日、理樹は自室で古びた詩集を見つける。
読み癖の付いたページそこに書かれていた詩を見て、理樹はその詩を諳んじていた「西園美魚」の存在を思い出す。
教室で真人や謙吾に問う、「西園さんは、昨日もおとといも学校には来てた?」と。
思い出せない、謙吾も、真人も、理樹自身も、それに苛立ちを覚える理樹。
そこで教室に入ってきた「西園美魚」。しかしそれは、理樹の知る「美魚」ではなく「美鳥」だった。
そして、誰もが「美鳥」を「西園美魚」として認識している。
自分は「西園美魚」と仲が良かったのか、違和感を感じて理樹に聞いてきた鈴に全てを話す理樹。
しかし、鈴は自分の記憶を疑うことは出来ないという。
鈴の記憶にある「西園美魚」は今の「西園美魚(=美鳥)」であり、その記憶を疑えば、
自分の記憶全てを疑わなければいけなくなる、それはリトルバスターズの皆との日々の記憶を疑うことにもなる。
それは絶対に出来たいこと、鈴はそういった。
そして、美鳥は自分が「西園美魚」でもう皆が自分が「西園美魚」だと思っていることを理樹に告げる。
美鳥は唯一「美魚」の存在を覚えている、「美鳥」と区別が出来る理樹に「美魚」のことを忘れさせようとする。
「美魚」を連れ戻そうとする理樹に「美魚」は孤独を望んでると告げる。
更に、理樹から「美魚」が残した本を奪い、記憶を錯乱させる。
「1週間前の夕飯、何を食べた?」と問う美鳥に、悩んだ挙句、
「カレーライス」と答える理樹。
「残念、…正解は肉じゃが、食堂に行って聞いてきた」
「……そういえば、そうだった気がする、それが西園さんと何の関係があるんだよ!」
「人の記憶ってね、曖昧なの、一週間前のことだってすぐに忘れちゃう」
「夕飯と西園さんは違うっ!」
「じゃぁ、美魚の眼鏡、覚えてる?」
「……西園さんは眼鏡なんてかけていなかった」
「かけてたよ、眼鏡」
「いや、西園さんは眼鏡なんか」
「細いフレームの眼鏡、理樹君忘れちゃったんだ」
フラッシュバックする美魚の姿、理樹の脳に焼き付いてる美魚は眼鏡をかけていた。
「……そういえば、眼鏡、かけてた、何で僕、わすれちゃってたんだ」
「……、あのね理樹くん、1週間前の夕飯、カレーであってたのよ」
「え?」
「でも、理樹くん、私が肉じゃがだっていったら、それを信じてそう記憶を置き換えちゃった」
「……あっ」と、本当は美魚が眼鏡なんてしていなかったことを思い出す理樹。
「ここで、私が美魚は眼鏡をしていたなんていっちゃたら、理樹くん混乱しちゃうよね」
自分以外みんな、「美鳥」を「西園美魚」として認識している。
おかしいのは皆では無く、自分ではないのだろうか?
そんなときに、理樹は美魚がコンクールに出品した短歌を目にする。
それは、理樹のささやかな冗談を詠ったものだった。
理樹は「美魚」を確かな存在として思い出し、「美鳥」を問い詰め、「美魚」の居場所を聞き出す。
そして、久しぶりに再開した「美魚」から全ての真相を聞く。
自らへの贖罪に孤独を望む美魚。
理樹は自らが孤独だったときにリトルバスターズが手を差し伸べてくれたように、
今度は自分が彼女に手を差し伸べる。
「美鳥」との別れを代償に「西園美魚」として帰って来た「美魚」
ふたりで手を繋いで歩く。
僕らは決して交わることは出来ない孤独な存在だけど、
だからこそ触れ合うことが出来る。
話自体は好きでしたし、良い話だと思いました。
哲学っぽい話で考えさせられることもありましたが、泣きはしませんでした。
ちょっぴり感動はしましたが、何も良いシナリオと言うのは泣けるシナリオと言うことではありません。
大事なのは、それによって何をえることが出来るか、です。
正直いって、感動できる度合い、シナリオとしての出来を考えるとCLANNADには及ばないと思います。
しかし、作品として何かを伝えると言うことに関しては文句なしの良作だと思います。
まだ1つのルートしかクリアしていないので、ここでリトバス全体としての評価をつけるわけにはいきません。
これからもっと頑張らなきゃと思います。
それにしても共通ルートが長いことは回数を増すうちに苦にしか感じません。
公式ブログで各キャラルートクリア後はロードせず、ニューゲームで始めると変化が、と書かれていたので、
共通ではろくにセーブを分けずに進んでいたら、キャラクターのSTの初期値が上昇しているだけだったり。
それでは物語の進行に関係の無い、バトルと野球だけが簡単になり、スムーズにシナリオを進行させることには一切関係ないんですよね;;
正直、失敗しました。
とりあえず、次からは鈴と美魚いがいのフラグをたてながら折る前にセーブしながら進んでいくつもりです。
この共通の長さで積んでしまう人は結構いると思うな;;
時間が無かったので2日もかかりましたが、それでも他のゲームに比べたら長い。
しかも、長いのが共通ルートで、個別ルートは短めだった。
以下ネタバレ全開なので炙り出し。もしやってないのに観ちゃってもお嫁にもらったりなんてしてあげません。
まず、美魚ルートのテーマは本編中で理樹が真人や美魚に尋ねた
『現実』と『虚構』、そして人の『記憶』と言う点だと思います。
個別ルートに入ったあたりから、美魚は消えるのではないか?と展開の予想が付いてしまいました。
美魚はあきらかに、周りからの印象が薄くなってきているし、
理樹が『今度、その本をかしてよ』
と言ったら、理樹が荷物になるから・・・と言っても無理やり
『今貸してあげますよ』
とか、あきらかに、自分が消えてしまうことを示唆しているようでした。
物語を楽しむためにプレイしている私たちにココまで読めてしまう展開で良いのだろうか?
そう思いながら進めていきました。
進めていくうちに徐々に予想でしかなかった「西園美魚」の消失が、
確証に近づいていき、本当に消えちゃうの?嘘、やっぱり?いやだぁー。
っと、自分の中で固まっていく結果を否定したくなってきます。
こかからは、本編を要約したいと思います。
2人で海に行ったときに現れた、美魚と同じ姿をした少女「美鳥」
彼女の登場で物語りは大きく動きました。
海辺で、美魚と美鳥の会話を聞いていると理樹は持病で倒れて意識を失ってしまう。
目覚めたら寮の自分の部屋で横になっていて、真人曰く「西園が運んできてくれた」らしい。
しかし、どうしても海辺でなにが起きたのかを思い出せない。
次の日、目覚めると理樹の意識の中から「西園美魚」の存在が消えていた。
日常の中感じる物足りなさ、違和感、喪失感。
ある日、理樹は自室で古びた詩集を見つける。
読み癖の付いたページそこに書かれていた詩を見て、理樹はその詩を諳んじていた「西園美魚」の存在を思い出す。
教室で真人や謙吾に問う、「西園さんは、昨日もおとといも学校には来てた?」と。
思い出せない、謙吾も、真人も、理樹自身も、それに苛立ちを覚える理樹。
そこで教室に入ってきた「西園美魚」。しかしそれは、理樹の知る「美魚」ではなく「美鳥」だった。
そして、誰もが「美鳥」を「西園美魚」として認識している。
自分は「西園美魚」と仲が良かったのか、違和感を感じて理樹に聞いてきた鈴に全てを話す理樹。
しかし、鈴は自分の記憶を疑うことは出来ないという。
鈴の記憶にある「西園美魚」は今の「西園美魚(=美鳥)」であり、その記憶を疑えば、
自分の記憶全てを疑わなければいけなくなる、それはリトルバスターズの皆との日々の記憶を疑うことにもなる。
それは絶対に出来たいこと、鈴はそういった。
そして、美鳥は自分が「西園美魚」でもう皆が自分が「西園美魚」だと思っていることを理樹に告げる。
美鳥は唯一「美魚」の存在を覚えている、「美鳥」と区別が出来る理樹に「美魚」のことを忘れさせようとする。
「美魚」を連れ戻そうとする理樹に「美魚」は孤独を望んでると告げる。
更に、理樹から「美魚」が残した本を奪い、記憶を錯乱させる。
「1週間前の夕飯、何を食べた?」と問う美鳥に、悩んだ挙句、
「カレーライス」と答える理樹。
「残念、…正解は肉じゃが、食堂に行って聞いてきた」
「……そういえば、そうだった気がする、それが西園さんと何の関係があるんだよ!」
「人の記憶ってね、曖昧なの、一週間前のことだってすぐに忘れちゃう」
「夕飯と西園さんは違うっ!」
「じゃぁ、美魚の眼鏡、覚えてる?」
「……西園さんは眼鏡なんてかけていなかった」
「かけてたよ、眼鏡」
「いや、西園さんは眼鏡なんか」
「細いフレームの眼鏡、理樹君忘れちゃったんだ」
フラッシュバックする美魚の姿、理樹の脳に焼き付いてる美魚は眼鏡をかけていた。
「……そういえば、眼鏡、かけてた、何で僕、わすれちゃってたんだ」
「……、あのね理樹くん、1週間前の夕飯、カレーであってたのよ」
「え?」
「でも、理樹くん、私が肉じゃがだっていったら、それを信じてそう記憶を置き換えちゃった」
「……あっ」と、本当は美魚が眼鏡なんてしていなかったことを思い出す理樹。
「ここで、私が美魚は眼鏡をしていたなんていっちゃたら、理樹くん混乱しちゃうよね」
自分以外みんな、「美鳥」を「西園美魚」として認識している。
おかしいのは皆では無く、自分ではないのだろうか?
そんなときに、理樹は美魚がコンクールに出品した短歌を目にする。
それは、理樹のささやかな冗談を詠ったものだった。
理樹は「美魚」を確かな存在として思い出し、「美鳥」を問い詰め、「美魚」の居場所を聞き出す。
そして、久しぶりに再開した「美魚」から全ての真相を聞く。
自らへの贖罪に孤独を望む美魚。
理樹は自らが孤独だったときにリトルバスターズが手を差し伸べてくれたように、
今度は自分が彼女に手を差し伸べる。
「美鳥」との別れを代償に「西園美魚」として帰って来た「美魚」
ふたりで手を繋いで歩く。
僕らは決して交わることは出来ない孤独な存在だけど、
だからこそ触れ合うことが出来る。
話自体は好きでしたし、良い話だと思いました。
哲学っぽい話で考えさせられることもありましたが、泣きはしませんでした。
ちょっぴり感動はしましたが、何も良いシナリオと言うのは泣けるシナリオと言うことではありません。
大事なのは、それによって何をえることが出来るか、です。
正直いって、感動できる度合い、シナリオとしての出来を考えるとCLANNADには及ばないと思います。
しかし、作品として何かを伝えると言うことに関しては文句なしの良作だと思います。
まだ1つのルートしかクリアしていないので、ここでリトバス全体としての評価をつけるわけにはいきません。
これからもっと頑張らなきゃと思います。
それにしても共通ルートが長いことは回数を増すうちに苦にしか感じません。
公式ブログで各キャラルートクリア後はロードせず、ニューゲームで始めると変化が、と書かれていたので、
共通ではろくにセーブを分けずに進んでいたら、キャラクターのSTの初期値が上昇しているだけだったり。
それでは物語の進行に関係の無い、バトルと野球だけが簡単になり、スムーズにシナリオを進行させることには一切関係ないんですよね;;
正直、失敗しました。
とりあえず、次からは鈴と美魚いがいのフラグをたてながら折る前にセーブしながら進んでいくつもりです。
この共通の長さで積んでしまう人は結構いると思うな;;
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私事。
HN:
夜月
HP:
性別:
男性
職業:
商業高校生2年。
趣味:
ゲーム、読書、アニメ。
自己紹介:
オタクです。
もう、学校中の誰でも知ってるようなオタクキャラです。
堂々としているせいか、男子にはそういうキャラとして受け入れられていて、女子にも引かれてる様子は無いです。
女子が8割を占めるうちの学校でそうなったら死ぬしかないのでありがたいのですが。
鍵っ子です。
好事家です。
ニコ厨です。
現在は『リトルバスターズ!』をプレイ中。
もう、学校中の誰でも知ってるようなオタクキャラです。
堂々としているせいか、男子にはそういうキャラとして受け入れられていて、女子にも引かれてる様子は無いです。
女子が8割を占めるうちの学校でそうなったら死ぬしかないのでありがたいのですが。
鍵っ子です。
好事家です。
ニコ厨です。
現在は『リトルバスターズ!』をプレイ中。
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